“岩盤浴”とは、温めた岩盤の上に横たわり身体を温める、お湯のいらない温浴法です。 温めた岩盤からは人体に浸透しやすい波長(4~14ミクロン)の「育成光線」と呼ばれる遠赤外線が放出されていて、お風呂やサウナと比べて短時間で身体の内側まで温まることができます。 体内がまんべんなく均一に温まると自律神経や免疫・ホルモン系が活性化され、新陳代謝が高まり大量の汗を掻きます。
現代社会では運動不足やエアコンの普及などが原因で、上手に汗を掻けない人が増加しています。汗を掻けないと体内の熱が外に逃げていかないので、脳が身体の活動(主に基礎代謝)を抑えるように指令を出します。
こうして低代謝になった人は普段から体温が低下し「だるい」「疲れる」といった症状を覚え、中には熱中症や鬱に繋がるケースも報告されています。このような事態を回避する為にも、低代謝・低体温の人は汗を掻く訓練をする必要があるのです。
汗は蒸発した時に皮膚から気化熱を奪って体温を調節します。しかし、汗には代謝に必要なミネラルも含まれているので、少量で効率よく蒸発する小粒の「サラサラ汗」を掻く事が重要です。血液にも言える事ですが、汗は水分を多く含むため表面張力を持ち、放って置くとドロドロで流れにくくなる性質があります。
遠赤外線には「共鳴振動」という作用があり、水の粒を揺すって汗や血液が大粒になるのを防いでくれます。「サラサラ血液」は流れやすく、末端の毛細血管まで酸素を運搬し、効率よく細胞組織に供給することができます。たくさんの酸素を受け取った細胞はますます代謝を高め、発汗機能をより活発にします。また、「共鳴振動」は皮脂腺の分泌機能を盛んにするという報告もあります。食事や運動不足などの生活習慣によって体内に溜まった水銀、鉛、カドミウムなどの有害金属は、脂質と癒着しやすく、”岩盤浴”によって活発になった皮脂腺から汗を掻けば、その有害金属を含んだ脂肪も排出する事が出来ると考えられています。